「地熱シンポジウムin雲仙」を開催しました

「地熱シンポジウムin雲仙」リーフレット

2017年2月17日(金)、雲仙市小浜町体育館にて「地熱シンポジウムin雲仙」を開催いたしました。

副題は「地熱エネルギーをいかしたまちづくりと、レジリエントな地域の創生!」です。

「レリジエント」とは一般的に「復元力、回復力、弾力」などと訳される言葉で、近年は特に「困難な状況にもかかわらず、しなやかに適応して生き延びる力」という意味合いで用いられます。

 

 

本シンポジウムでは、国内外の再生可能エネルギー導入事例に精通した名古屋大学大学院環境研究課・丸山先生のご講演をはじめ、「地熱発電技術研究開発事業」として小型発電システムの開発や小浜における温泉活用の大きな課題である温泉スケール(湯の花)対策プロジェクトに取り組む方々にもご講演いただきました。

名古屋名古屋大学大学院・丸山先生の講演
講演会場の様子。100人を超える参加者が集まりました。

講演後には講師の皆さまによるパネルディスカッションもあり、地熱発電をいかしたレジリエントな地域の創生について考える大きな機会となりました。

また、同時開催した「エネルギー技術展示会」では、地域資源や再生可能エネルギーについて先進的な技術開発を行なっている企業や団体が全国から15団体集まり、それぞれの技術を展示しました。

パネルディスカッションの様子
パネル展示会場

今後も、温泉発電を中心に「レリジエントな地域の創生」に取り組んでまいりますので、宜しくお願い致します。