温 泉 発 電 に つ い て


小浜温泉の温泉発電

足湯近くに設置中の発電施設

小浜温泉街のほっとふっと105(日本一長い足湯)近くに設置している発電施設をご紹介します。※現在は移設し発電は行っておりません。

「可搬型小型発電システム(ECOR-3)」は、お湯と水の《温度差》を利用した発電装置です。毎分50ℓのお湯(75℃~100℃)と、毎分50ℓの水(5℃~30℃)を供給すれば、温度差70℃で3kW級(一般家庭約7軒分の電力)の発電をすることができます。

小型化により安価で設置でき、従来よりも熱交換方法がシンプルなことが特長です。

 

 温泉発電の仕組み

湯棚での熱交換の様子

湯棚の源泉で加熱した真水を発電機に送り込み、沸点の低い媒体(代替フロン)を蒸発させることで生じる圧力を利用して、膨張機を回転させて発電します。

温熱源は未利用の温泉熱、冷熱源は海水を利用しており、自然の温度差を利用して電気をつくっています。